食べる事。
2014-09-18 10:10:23
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食べる事。
食べて生きる。
どんなに偉いコト言っても、どんなに人の為と言って活動しても、
日々、自分の食べる事を疎かにしては説得力はない。
「生きる」とは「食べる」事から派生する。
電気が無くても車が無くても生きてはいけるが、食べる事を止めたら人は必ず死ぬ。
その食べる事の営みの中に、実は深く、しかし大切な事情が含まれている。
東京にいたら特に、金の収入と生活が大きく作用し合う。
固定費となる家賃やローンは払わねばならない。
よって「節約」と言う悪魔のささやきから「食費」にしわ寄せがまずくる。
安く済ませる為に知恵を絞る。
スーパーやファストフードの「価格」に目が行く。
そうした市場的安価な食事により、次第に身体が滅ぼされる。
その食は連鎖的に子どもたちへ遺伝的に深く影響する。
つまりは食べる事こそが、命のリレーとなるのだ。
身体が壊れれば医療費が掛かる。
薬の依存が始まる。
これだけでも、逃れ様のない負の連鎖が開始されるのが良く判る。
しかし、少し考えて「食べる」を意識すれば、様々に日常が変わる。
正しい食の源は、まさに「農」だ。
信じられる「農の人」から、食材が調達されれば間違いはない。
栄養士的発想でカロリーやミネラルだけを考えていてもダメだ。
その根源である「農」が化成や農薬まみれでは身も蓋もない。
農家から直接素材を買えば、その農家を支援する事に直結する。
常々言っている「真のフェアトレード」が生まれる。
そうでなくても街の中には、少しずつ「農」や「有機」を唱える店々が増えてきた(マヤカシも多いのでアンテナを鍛える必要はある)
週に一度はそうした店に参加する。
そんな店は必ず本当の笑顔で迎えてくれるだろう。
「食べる」事の財布の紐を少し緩めようではないか!
「食べる」は、まさにエンターテイメントであり、人生の豊かさを物語る。
もはや時代は変わったはずだ。
パンクロッカーが食い物までジャンクで良い時代は、昔々の事。
本当にメッセージしたいのなら「食べる」を疎かにするな!
そこから始まる、日々の生き方の中に「真理」はあるのだ。
世の中を変えたい!
今の社会や政治に不満!
そう思うなら、まず「食べる事」を考え、実践する事だ。
「食」の産業は、この世の中でダントツに巨大である!
要は、俺たちの身体を蝕みながら農々と、いや、のうのうと巨額を稼ぐ奴らが居るのも確かな事だ!
変えたいだろ?
何とかしたいだろ?
次世代へこのまま引き渡せないだろ?
だから…
それはひとりひとり、の問題なのだ。
変えるのは誰か?ではなく、俺たちひとりひとり、なのだ!
そして「食べる」の基本は「農」に辿り着く。
だから、当たり前のように「農」を語る時代、それが未来だ!
農・食・音はひとつ。
農FUTURE!